セミナー講師になるための重要ポイント!やり方、コツを紹介
初めてセミナー講師をする際には、「どうしたら参加者に満足してもらえるようなセミナーになるのだろうか」と悩む方も多いでしょう。
ここではセミナー講師として初めて就任される方が「自信をもってセミナーに参加者を募れる」ようになるための情報をお届けします。
・どのようにセミナーの構成を組み立てるべきか
・全体としての流れはどのように考えればよいか
・本当に満足してもらえるかどうか事前に確認するための方法
このような流れでお伝えしますので、目を通してみてください。
目次
1.終着地点を定める
セミナー講師を務める場合、最初にやるべき事は「終着地点」を何とするか決定することです。
例えば「ビジネススキル向上」のためのセミナーを開催することを想像してください。
この場合どのようなセミナーが考えられるか簡単に挙げると…
・業務効率を大幅にアップするためのセミナー
・チーム内を円滑にして企業の生産性向上するための方法についてのセミナー
・リーダーとしてのスキルを向上するためのセミナーえて
・少ない人員でもプロジェクト炎上を防ぐ方法についてのセミナー
など色々考えられます。どれも同じ「ビジネススキル向上」が大きなテーマにはなっていますが、セミナー内容としてはまったく別物です。
セミナー講師を務める場合に一番考えたいのは「本当に伝えたい内容は何か」を見定めたうえでどのようなセミナーを開催するか決定していく事と覚えておいてください。
1-1.理解してほしいこと・絶対に伝えたい内容を決めておく
終着地点を定めたら、次にしたいのは「そのテーマの中で最も重要なのは何で、どんな知識を提供すべきか」を明確にすることです。
もっとも重要な部分を軸に、終着地点に到着するために必須となる知識、それを達成するためのノウハウや手法をリストアップしてみましょう。重要度・難易度などをポイントに考えて次のセミナー講師として満足度の高いセミナーとする為の次のステップにつなげていきます。
2.タイムスケジュールを決める
終着点を定めたら、次にすべきことは「全体の構成」と「タイムスケジュール」を決める作業です。ここで注意していただきたいのは、「本当に伝えたい内容に最もインパクトがある構成にすべきである」ということ。
情報を盛りだくさんにしてしまうと、結局何が言いたかったのかが伝わりません。
そうならないために気にしておきたいポイントについてまとめていきます。
2-1.もっとも重要なポイントに時間を割く
「一番伝えたいことはなにか」を決定し、それに照準を合わせた構成、タイムスケジュールにする、ということは先にお伝えしたような失敗をしないためにも重要です。
時間配分も、全体の構成としても一番インパクトを与えるべき部分になるので、しっかりと時間をとって確実に理解につなげるようなコンテンツにすることを意識しましょう。
2-2.実用シーンを想像しやすい流れでスケジュールを組む
全体としての構成、流れはできるだけ「実践するときの流れに沿わせる」ようにすることは、セミナー内容への理解を促すために重要なポイントです。
重要なポイントを取り上げたうえで、全体を流れにそって解説するような構成にすることで、セミナーの最中に実際の場を想像しやすくなり、理解度もアップします。
3.リスナーを用意して客観的に評価してもらう
構成を考え、全体的に話す内容を決めたら実際の場を想定したテストを行うことをおすすめします。
文章だけで見ているのと、セミナー講師が話すのを聞くのとでは全く違います。参加者の立場に立って事前チェックするには、動画や音声録音で確認し、誰かに聴いてもらって確認してもらうと良いでしょう。
その際に確認しておきたいポイントについて解説します。
3-1.客観的に内容を盛り込みすぎていないかは要チェック
「一番伝えたいところに焦点が当たっているか」を判断するためには、情報量が適切かどうかを見極める必要があります。ポイントを押さえ理解しやすい構成になっているか、全体として内容を盛り込みすぎていないかは確実に確認するようにしましょう。
3-2.重要ポイントが伝わる内容になっているかチェック
「一番伝えたいところが確実に理解できる内容になっているか」ということはセミナーを成功させるためにもっとも重要なポイントです。セミナー講師として伝えられる構成にしたはずだ、という思い込みは捨て客観的に最終確認することを怠らないようにしましょう。
4.まとめ
セミナー講師を務めるにあたって注意しておきたいポイントを解説させていただきました。
参加いただく方にとって理解度の高いセミナーを開催できるセミナー講師としてのノウハウは、一度で確実にものにできるというものではないかもしれません。しかしここでお伝えしたポイントを踏襲していただくことで、確実にセミナーを成功させることにつなげていただけるはずです。
皆さんが講師を務めるセミナーが無事成功されることをお祈りしております。