響くスピーチができる!経営方針発表会スピーチマニュアル

公開日:2020.03.05

 

経営方針発表会のスピーチをいきなり任された場合、「内容をどうするか?」「気を付けるポイントは?」など、複数の疑問から不安になってしまうでしょう。

この記事では、参加者に響くスピーチの流れを記載するとともに、スピーチの際に気を付けるポイントをお伝えします。

また、どうしてもスピーチに対する不安が残ってしまう方は、スピーチサービスの内容についても詳しく解説していますのでご覧下さい。

 

弊社の事例紹介ページはこちら

1.響く”スピーチ”とは

経営方針発表会でスピーチをおこなう場合、参加者に響くポイントを意識することは重要です。

理由は、参加者に響くスピーチは意識改革に有効であり、終了後に行動を喚起させやすくなるからです。

 

では、スピーチを参加者へ響かせるためにどうすればいいのか?

下記に5つのコツをまとめましたので順番に説明していきます。

 

①参加者を注目させるには自分事だと意識させる

スピーチの導入部で「話している内容は、自分達のことだ」と参加者に感じさせることが重要です。そうすることで、語り手の世界観を参加者に共有させることができます。

 

②直面する課題を伝える

参加者が「未来で直面する課題」や「現時点で抱えている問題」に焦点を当てて話をします。そうすることで、参加者の視点に立ち一緒に課題や問題を見つめなおし参加者との仲間意識を高めることができます。

 

③解決策として理想的なものを伝える

課題を提示した上で、次に理想的な解決案を参加者に訴えかけます。その際に重要なのが、問題解決に向けて必要なのは参加者自身の力だと伝えましょう。そうすることで、団結力をより強固にすることができます。

 

④理想とする未来を信じてもらう理念を伝える

理想の解決案を信じてもらうために、経営方針の基礎となる企業DNAを語り、価値観、信念を伝え、目指している理想を信じてもらいましょう。

 

⑤参加者に行動を喚起するために信頼を伝える

そして、最後に参加者が行動へつながるように信頼している証として信頼を言葉で表現し伝えましょう。

 

 

2.スピーチする際に気をつけること

経営方針発表会でスピーチを行う際に気をつけることは、大きくわけて2つに分類できます。

 

「話し方・姿勢について」

「スピーチの内容について」

 

上記2つに気を配るだけで、参加者にとって聞きやすく不手際のないスピーチを実行できるでしょう。

 

順番に説明していきます。

 

 

2-1.「話し方・姿勢について」

話し方や姿勢について気をつけるポイントを下記の3つにまとめました

順番に見ていきましょう。

 

姿勢は正しく堂々とする

マイクから口を約30cm離し、肩の力をぬいてあごを引き、胸を張りましょう。男性は、足をやや外側へ、女性はつま先を少し開く程度にするとスマートに見えます。

 

視線を多方面に向けよう

視線を聴取側に向け、ジグザグに多方面へ向ける「ジグザグ話法」を取り入れてみましょう。多方向へ視線を配ることで、参加者が自分を見ていると感じスピーチが届きやすくなります。

 

声は大きく抑揚をつけて話す

大きな声で話すと自信があるように見え、参加者が話しを聞き入れやすくなります。また、抑揚をつけると参加者が話しに入り込みやすくなります。

 

 

2-2.「スピーチの内容について」

スピーチの内容は参加者の心を掴むためにとても重要です。

参加者にとって、聞きやすいスピーチにするために時間配分には気をつけましょう。

理想的な時間配分は約5分です。2分以内だと短すぎて伝わりづらい場合があるので、注意が必要です。5分であれば文字数は約1200文字~1600文字になるでしょう。

 

また、スピーチをたとえ主催者が行う場合でも感謝の意を伝えるようにしましょう。複数人出席する会場では、出来るだけ周囲に配慮した対応が必要です。

さらに、スピーチ内容にユーモアを含むと参加者側の緊張も解けリラックスして聞いてもらえるのでおすすめです。決して、自慢話のように自分の成果を長々語らず、謙遜する姿勢を取り入れてください。

スピーチ内容で誰かが落ち込むようなネガティブワードを含めるのは、もちろん避けるようにしましょう。知らないうちに反感を持たれる場合があります。

 

3.どうしてもスピーチに不安な場合は

スピーチにどうしても自信が持てない場合、スピーチ支援を外注業者へ依頼することを検討してみましょう。

スピーチ支援をしている専門の外注業者であれば、「プレゼン内容」を的確にアドバイスをおこない、マンツーマンで訪問研修を実施するなどスピーチを成功に導くためのサポートをしています。

 

また、研修の時間がどうしてもとれない場合は、スピーチ運営全般を依頼することも可能です。このように、スピーチサービスを利用すればプロの知識を吸収できるとともにスピーチを通して参加者の心に響く経営方針発表会にできるでしょう。

 

お役立ち資料

 

4.まとめ

経営方針発表会を実施するにあたり、参加者の心に響くスピーチは行動を喚起するために重要です。そのためには、スピーチの流れのポイントをおさえ、話し方や話す内容を参加者が聞きやすく考え、堂々と大きな声で伝えることが大切ですね。

 

しかし、スピーチを初めて行う場合、どうしても不安になってしまうでしょう。不安を解決するためには、プロの専門業者にスピーチサービスを依頼するのが一押しです。

適切な指導を受けることで経営方針発表会の運営を成功に導くことができるようになるでしょう。

 

newsbase お問い合わせはこちら

関連記事

イベントやセミナー・カンファレンスなどの開催にはアウトソーシング!4つのメリットを徹底解説!

2017.07.26

イベントやセミナー・カンファレンス...

自社でイベントを検討されている方は、専門性の高い周辺業務をイベント会社にアウトソーシングすることで、コア業務に集中しイベントの生産...

2020.02.04

カンファレンス開催に必須!準備&ス...

カンファレンスを開催するには必要な業務がさまざまあり、前もってイベントを運営する流れを知っておくことが失敗しないポイントです。この...

2020.05.08

定期的に開催されている学術系のシン...

学術系のシンポジウムに参加したいけれど、定期的に開催されるシンポジウムの探し方がわからないと困っている参加希望者は多いでしょう。そ...

2020.01.08

参加者の満足度をあげるセミナー設計...

セミナー設計において、受講者の感情に揺さぶりをかけることがバックエンドへとつなげるために重要です。しかし、セミナーの進行は単調にな...