無料で参加できるシンポジウム一覧

公開日:2020.05.14  更新日:2022.09.30

現在多くの企業や組織では、各分野及び業界における課題解決に向けて、有識者による基調講演や質疑応答を主軸としたシンポジウムの開催を定期的に行っています。しかもシンポジウムの多くは、テーマやジャンルを問わず無料で参加できるものばかり。

そこで本記事では、無料で参加することが可能な過去に開催されたシンポジウム事例をご紹介します。

ぜひ過去の実施事例を参考に、今後参加をしたいシンポジウムの候補検討や、知識の取得に役立ててみてはいかがでしょうか。

 

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1.東京で開催されたシンポジウム事例一覧

以下では、これまでに開催されたシンポジウムをジャンル別(ビジネス・医療・その他)に一覧で紹介します。

1-1.経済産業省主催「サービスデザインシンポジウム2020」

経済産業省が主催するサービスデザインシンポジウム2020では、サービスデザインの導入及び実践に向けた知識取得の場とすることを目的としてシンポジウムの開催を行っています。

なかでも「顧客中心」・「共創」・「包括的視点」にフォーカスした、継続可能なビジネスを実現するための方法「サービスデザイン」のアプローチに言及する内容です。

具体的内容としては、サービス関連の産業が抱える喫緊の課題の中でも、生産性向上や、異業種との融合、地域振興などのテーマに着目し、各種事例紹介やトークセッションを通じてイノベーションの活性化を図ることができます。

近年複雑化するサービス産業においては、多角的なアプローチ手法が不可欠です。それに伴って必要になる体制やアプローチ方法や、サービスデザインの実践方法、効果的な導入・実践の在り方について方向性を示すことで、受講者にクリエイティブな企業体制構築のためのヒントを与えることができるシンポジウム内容となっています。

概要

・開催日時:2020年2月21日(金)13:00〜

・定員:100名

・会場:AP日本橋(東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント6階)

<参考URL>
https://www.concentinc.jp/news-event/seminar/2020/02/meti-symposium/
https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200420002/20200420002-3.pdf

 

1-2.  日本経済新聞社「日経SDGsフォーラム特別シンポジウム SDGs×教育」

日本経済新聞社主催の「日経SDGsフォーラム特別シンポジウム」では、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)と教育と掛け合わせ、将来的な企業や組織の在り方を学生と議論することを目的としたシンポジウムです。

主な内容としては、SDGsの達成に向けた企業の取り組みや研究発表、各企業の在り方や行動内容について、学識経験者や企業経営層などの有識者が、学生と共に考え行く場をシンポジウムで提供しています。

概要

・開催日時:2020年5月15日(金) 13:00〜18:00

・会場:オンライン(事前登録有り)

<参考URL>
https://events.nikkei.co.jp/25815/

 

1-3.マイクロストラテジー・ジャパン「マイクロストラテジー・シンポジウム」

マイクロストラテジー・シンポジウムでは、マイクロストラテジー・ジャパンの事業内容及びCloud環境に最適化されたオープンプラットフォームの特徴やデモンストレーション、各種事例を交えたシンポジウムを開催しています。

本シンポジウムでは、自社が開発した革新的テクノロジー(Hyper Intelligence)や、提唱するインテリジェント・エンタープライズへのアプローチ手法など、自社サービスや製品に特化したプログラムをオンラインで受講することが可能。したがって、無料のシンポジウムというだけでなく、自宅やオフィスにいながら専門的な知識を取得することができます。

概要

・開催日時:2020年5月14日(木)13:30〜15:.00

・会場:オンライン

・定員:200名

 

1-4.(国立研究開発法人)日本医療研究開発機構「AMEDシンポジウム2019-医療研究が未来を変える-」

AMEDシンポジウム2019では、「医療研究が未来をかえる」をテーマに、シンポジウムのプログラムが構成されています。

主な内容としては、ノーベル賞を受賞された大隅良典先生(東京工業大学)や、本庶佑先生(京都大学)、医療研究開発の分野で世界をリードする有識者の基調講演をはじめ、医療に携わる専門家の成果報告等、次世代の医療に関する知識や理解を深める構成となっています。

また一方的な発表・報告だけでなく、各テーマにおけるワークショップや専門装置の展示なども行っているため、重要かつタイムリーな情報収集をすることが可能です。

概要

・開催日時:

2019年12月12日(木) 13:00〜17:30

2019年12月 13日(金) 10:00〜17:30

・会場:東京国際フォーラム ホールB7

(東京都千代田区丸の内3-5-1)

<参考URL>
https://www.amed.go.jp/news/event/amedsympo2019.html

 

1-5.プラチナ構想ネットワーク「日本創生 よみがえれ!森林資源大国日本!!」

プラチナ構想ネットワーク主催のシンポジウムでは、日本が有する森林資源を活用して、日本創生のヒントを、成功事例や先端技術の導入から探っていく内容になっています。

また各基調講演も、専門省庁の有識者や企業経営者、専門企業の担当者を招き、森林資源に特化した議論を聴講することが可能です。

パネルディスカッションでは、リソースや情報の共有、ノウハウや人財の必要性など、森林資源を多角的に考えることで、受講者の知識や理解度を高めるプログラムも取り入れられています。

斜陽産業になりつつある森林関連のビジネスを新産業として捉える機会を得るだけでなく、現在の実情や最先端の知識を取得することができるため、これまで関心のないジャンルでも聴講することで、新たな知識やチャンスを得ることが可能です。

概要

・開催日時:2019年2月25日(月) 14:00〜17:30

・会場:都市センターホテル(東京都千代田区)

 

1-6.株式会社キャンパスクリエイト「産学連携オープンイノベーション〜アフターコロナへ向けた新たな共創〜」

このシンポジウムでは、現在猛威をふるう新型コロナウイルス後の将来を模索するため、学識経験者の有する知識や次世代の技術を紹介・共有する場として提供されています。

具体的内容としては、新型コロナウイルスに関連した技術をはじめ、新たな働き方として定着しつつあるテレワークに資する技術に関連したシーズフェーズのイノベーションを発表するプログラムです。

また今後は本シンポジウムを定期的に開催し、新型コロナウイルスや新たな働き方に寄与する技術を共有することで、産学連携の取れたオープンイノベーションの場にしていくとされている新たな試みのシンポジウムと言えます。

概要

・開催日時:2020年4月24日 13:30〜17:00(懇親会17:00〜17:40)

・定員:zoomによるオンライン

 

カンファレンス運営の事例ページはこちら

2.まとめ

昨今のビジネスや医療の現場では、企業や組織の在り方や先端技術の進歩、ワークライフバランスの多様化など、知っておくべき知識やアイデアが溢れています。しかし、それらの情報を自助努力だけで収集することはなかなか難しい。

そこで活用したいのが、無料で参加することが可能なシンポジウムです。無料のシンポジウムであれば、コストをかけることなく、有益かつ自身に不可欠な情報や知識を得ることができます。

また現在では、会場での聴講だけでなく、オンラインでのライブ中継も行われています。自身のスケジュールに応じて参加することができるため、これを機に無料のシンポジウムに参加してみてはいかがでしょうか。

 

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