5分で分かる!キックオフイベントとは?得られるメリットや開催する上での注意点を解説!
年度や半期、四半期の初め、大型プロジェクトの立ち上げ時などに行われるキックオフイベント。
やる会社、やらない会社が大きく分かれるイベントかもしれませんが、実は、このキックオフイベントには、さまざまな効果があるといわれています。
今回は、キックオフイベントを開催するメリットと、実施のポイントを紹介します。
目次
キックオフイベントとは
「キックオフ」と聞くと、サッカーを思い浮かべる人もいるかもしれません。キックオフは試合開始の合図という意味もありますが、それ以外に仕切り直しという意味もあります。
そのため、ビジネスにおいてのキックオフイベントとは、年度始めや大規模のプロジェクトを立ち上げる際に開催されるイベントのことです。
キックオフイベントの目的
キックオフイベントは全社員合同で開催する企業もあり、大規模な会場を貸し切って派手に行われます。そのため、キックオフイベントには費用がかかりますが、目的があって開催されます。
その目的とは以下の2つです。
・目標の共有
・メンバーとの関係構築
先ほども述べた通り、キックオフイベントは年度始めや大規模プロジェクト立ち上げの際に行われます。そのため、目標を共有することで仕事に対するモチベーションの向上へとつながります。
また、新たなプロジェクトメンバー同士で関係性が構築されていないと円滑に業務が進まないので、キックオフイベントを通して交流の機会を設けているのです。
キックオフイベントを実施する2つのメリット
キックオフイベントを実施するメリットは以下の2つです。
・ビジョンの共有でチームメンバーの一体感を高める
・社員の親睦を深めてチームワークを高める
1つずつ紹介します。
ビジョンの共有でチームメンバーの一体感を高める
キックオフイベントを行う大きな目的の一つとして、「ビジョンの共有」があげられます。
例えば、新年度のキックオフイベント(全社総会)の場合、ほとんどの会社が理念や目標、戦略などを発表します。これは経営層と普段、なかなか意思疎通が図れないメンバーを同じ方向に向かせる意図があります。
また、新規プロジェクトのキックオフイベントでは、そのプロジェクトの方向性を明示するとともに、不明瞭な部分やリスクについて詳細な情報を公開するパターンが多くあります。プロジェクトの全体像を見せることで、認識を統一し、足並みを揃える狙いがあるためです。
このように、キックオフイベントではビジョンを明確に示し、適切な情報を開示することで、チームメンバーの一体感を高める効果が期待されています。
社員の親睦を深めてチームワークを高める
キックオフイベントは、全社員またはプロジェクトチームのメンバーが一堂に会する場です。この機会を利用して、社員同士の親睦を深められることもメリットのひとつです。
社員同士気心が知れていれば、コミュニケーションが活発になり、仕事の質の向上にもつながります。特に部署をまたぐようなプロジェクトの場合は、よりその効果が期待されるでしょう。
キックオフイベント開催のポイントや注意点
キックオフイベントの開催にあたってのポイントや注意点は以下の5つです。
・目的をはっきりさせる
・社員同士の親睦を深める企画を行う
・タイムスケジュールを決める
・資料はシンプルにする
・フィードバックをする
順番に紹介します。
目的をはっきりさせる
キックオフイベントを開催するには、準備に相当な時間や労力、お金がかかります。大がかりなものでは全社員を集めることになりますが、コストがかかるだけに価値のあるものにしたいですよね。
しかし実際には、膨大な資料を説明するだけで終わってしまいがちです。また、話が長すぎたり難しすぎたりして社員が飽きてしまうというのもよくある話。
この場でメンバーにどういうことを伝えたいのか、目的をはっきりさせることが大切です。
プロジェクトの立ち上げ時にも単にプロジェクトの説明にとどまることなく、目的をしっかり持って開催するようにしましょう。
社員同士の親睦を深める企画を行う
キックオフイベントは、社員同士のコミュニケーションを活発にする場でもあります。全社総会の場合は、せっかく全社員が一堂に会しているわけですから、この場を活用しない手はありません。
例えば、現状の会社の施策について部門横断的にディスカッションさせてみれば、組織内で横のつながりが生まれ、さまざまな視点から問題を見る目を養うことができるでしょう。
また、アイスブレイクとして、チーム対抗戦でペーパータワーを作ったり、絵でしりとりしたりといったゲームを取り入れるのもおすすめです。
タイムスケジュールを決める
キックオフイベントは企業によって実施時間が異なります。
半日かけて行う場合もあれば、1〜2時間で終わるケースもあるなど様々です。どちらにせよ、タイムスケジュールを決めておかないと社員はいつ終わるのかがわからず、次第に集中力が下がってしまいます。
終盤になるにつれてだらけてしまう可能性があるので、キックオフイベントを開催する前に必ずタイムスケジュールを決めておきましょう。
資料はシンプルにする
キックオフイベントでは、会場の大きなスクリーンを用いて今後の目標などを説明していきます。
そのため、資料に詳細な情報を書きこみすぎてしまうと、社員はスクリーンよりも資料に目が向いてしまいます。
統率意識が欠けてしまうので、資料はなるべくシンプルに作り上げましょう。
フィードバックをする
キックオフイベントは毎年開催する企業もあれば数年に1度開催する企業もあります。
どちらにせよ何度も開催されるイベントなので、よりクオリティの高いキックオフイベントになるよう、終了したら担当者同士で必ずフィードバックを行いましょう。
また、参加した社員にアンケートを実施することで、より客観的にキックオフイベントの改善に期待できます。
キックオフイベントを開催するならニューズベース
今回はキックオフイベントを開催する目的やメリット・開催するうえでのポイントを解説しました。
キックオフイベントは、今後の目標の共有やプロジェクトメンバーとの関係構築などを目的としている大事なイベントでもあるので、より充実した内容にしたいと担当者は考えています。
しかし、「キックオフイベントの開催経験がない」、「人手不足で企画の設計にリソースが割けない」などの理由でキックオフイベントを開催したくてもできない企業も少なくありません。
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今回の記事を参考に、充実したキックオフイベントを開催しましょう。