成功した周年・創立記念イベント・パーティー事例を紹介!どんなプログラムが盛り上がる?

公開日:2019.01.25  更新日:2022.07.14

 

周年・創立記念イベント・パーティーというとどのようなイベントを思い浮かべますか?

いわば企業や組織の誕生日のイベントになります。イベントの目的は、社員を労い、モチベーションを上げるといった社内向けの狙いだけでなく、取引相手の良好な関係の構築、ユーザーへの自社のプロモーションといった効果も期待できます。

この記事では、周年・創立記念イベント・パーティーのメリットのご説明、そして実際に企業が開いた周年・創立イベント・パーティーの事例を紹介します。

 

周年イベント運営の事例ページはこちら

1.周年・創立記念イベント・パーティーの3つの効果

そもそも、存続年数が長い会社はなぜ凄いのかを考えたことはありますか?ただ長く存在したからおめでたい、という理由だけではありません。存続してきた年数が長ければ長いほど、社会に価値を提供することができた時間・量が大きい、という意味もあります。

関わってきた社内の従業員や顧客、取引先関係者などの多くの関係者がいるため、その大勢の関係者に対して感謝の気持ちを伝えたり、今後の意向などをダイレクトに伝えることができるのが、企業の周年・創立記念イベント・パーティーです。

また、周年・創立記念イベントを開催することで企業側には、さまざまなメリットがあります。ここでは、周年・創立記念イベント・パーティーの3つの効果を解説していきます。

 

1-1.従業員や顧客・取引先関係者などに感謝の気持ちを伝えられる

周年・創立記念イベント・パーティーを開催することで得られる1つ目の効果は、従業員や顧客・取引先関係者などに感謝の気持ちも伝えられることです。

顧客や取引先が多い企業の場合、毎回感謝の気持ちを伝えるのは困難ですが、周年・創立記念イベントを開催することで集まってくれた方々に感謝の気持ちを伝えられるようになるため、今後の取引などもスムーズに進められるようになります。

また、顧客や取引先だけではなく、いつも働いてくれている従業員にも感謝の気持ちを伝えられるため、従業員のモチベーションアップにもつながり、企業にとっては良いことばかりです。

 

1-2.結束を高めることが期待できる

周年・創立記念イベント・パーティーを開催することで得られる2つ目の効果は、結束を高めることが期待できることです。

従業員やその家族を周年・創立記念イベント・パーティーに招待することでさまざまなことを伝えられるため、結束を高めることが期待できます。全国展開をしている企業では、全社員が一斉に集まることができる機会となり、一体感を高めることにつながります。このような効果により、社員の一層のモチベーションの高まりも期待できます。

そのため、普段交流の少ない従業員同士のコミュニケーションの場にもなり、従業員同士でコミュニティを増やし、業務の意見交換などによる、生産性の効率化もはかれます。

また、社外の関係者を招待する場合は、これまでの歴史を振り返りながら、取引先や顧客に向けて感謝の意を伝え、今後の自社の事業戦略などを話して、より良好な信頼関係を構築する機会にもなります。

 

1-3.ブランディングや認知度を上げられる

周年・創立記念イベント・パーティーを開催することで得られる3つ目の効果は、ブランディングや認知度を上げられることです。

周年・創立記念イベント・パーティーに参加してくれた方々に企業の製品を提供したり、ノベルティをプレゼントすることで、そのおいしさやブランディングや認知度を上げることができます。

また、企業の歴史を記載したパンフレットを作成することで、どのような企業なのか明確にわかるようになるため、周年・創立記念イベント・パーティーで得られる効果を高められます。

 

周年イベント運営の事例ページはこちら

2. 周年・創立記念イベント・パーティー成功事例

それでは、具体的な周年・創立記念イベント・パーティーの事例を紹介していきましょう。

 

2-1.ドミノ・ピザ

works-dominos-ph_04.png

ドミノ・ピザが第1号店を恵比寿にオープンさせたのが1985年9月30日、それから25周年を迎えて、社員を労うために周年記念パーティーを開催しました。また、2015年3月に社名変更を行ったこともあり、「ドミノ・ピザ元年」としての意識を高めるという狙いもありました。

パーティーを含む周年記念イベントのテーマは「オアシス」。社員のオアシスのような場を生むことを目指しました。このため、プロジェクトチームのメンバーほとんどが店舗での勤務経験があることもあり、店舗現場で働く従業員の気持ちの理解もあり、どうすれば社員が楽しめる場を作れるかなど次々にアイディアが生まれました。

その結果として、パーティー会場には、別世界を感じてもらうためのドミノゲート、ドミノカラーの青・赤で統一した会場装飾、社員の顔で作ったモザイクアート、各店舗のメッセージ付きピザボックス、その他年表や歴代の宅配バイク、ユニホームの展示などドミノ・ピザのこれまでと現在を働く人を中心とした展示を行いました。

また、各エリア対抗の応援合戦や、全員テープカットはプロジェクチームの想像以上の盛り上がりとなった、社員を含めてドミノ・ピザとしての一体感を生むものとなりました。

 

2-2.フクダ・アンド・パートナーズ

anniversaryparty_1.jpg

不動産サービス会社フクダ・アンド・パートナーズ(F&P)は2017年1月28日、ディズニーランドホテルで創立15周年パーティーを開きました。パーティーの狙いは「15年間を共に歩んできた仲間たちの努力に感謝し、仲間たちを支えてくれたご家族に感謝の気持ちを伝えたい」という思いを形にすることでした。

パーティーの参加人数は約200名。来賓は、社員とその家族です。とくに社員の家族である子どもたちに喜んでもらえるものとすることが、大きなテーマとなりました。

その会場は、関東圏以外の事業部から参加する社員やそのご家族、そして子ども達にも楽しんでもらいたい、という狙いからディズニーランドホテルを選択し、15周年を迎えることの感謝の気持ち、そして周年パーティーを楽しんでもらいたいという想いを強く伝えました。

ディズニーのキャラクターショー、バンド演奏、じゃんけん大会など参加者全員が楽しめるプログラムと、手土産にお礼状とオリジナルのモバイルチャージ&アダプタセット、そして新潟魚沼の老舗酒蔵である八海山醸造の酒の實バウムクーヘンを用意し、満足度の高い周年パーティーになりました。

 

2-3.エスキュービズム

anniversaryparty_2.jpg

システムインテグレーション、ソフトウェア、さらにコンサルティング、商品・企画開発などを行うエスキュービズムでは2016年5月に10周年感謝パーティーを開きました。

パーティーの来賓は取引先の企業の重役の方々、大手企業の社長や役員クラスがほとんどでした。顧客の1社でもある、都内のレストランにてパーティーは催され、評判高い料理に加えて、エスキュービズム・ライフラボで取り扱うスノーパウダーマシンで作ったふわふわ食感のかき氷も提供しました。

また、特別ゲストにはマジシャンのGOさんを迎え、パフォーマンスも盛り上がり、帰りの際には、企業のロゴをプリントしたマカロンをお土産として配りました。

 

2-4.コーソル

anniversaryparty_3.jpg

データベースの設計、導入・構築、運用管理、保守・サポートを行うコーソルは2014年4月12日に「10周年記念”感謝”パーティー」を開催しました。

ともに歩んできた社員への感謝パーティーを主旨に、社員だけでなくその家族も招待し、子どもにも喜んでもらえるようにディズニーランドの隣接ホテルで開催しました。パーティーは挨拶、鏡開き、乾杯のあと、食事、イベントとなりました。

さらに終盤では、「”称賛(Praise)”発表」が行われ、通常四半期ごとの全体会議で行われる”称賛(Praise)”発表は、会社が期間内に特に大きな組織・業績貢献をした社員・チーム・プロジェクトを表彰するものですが、今回のパーティーでは社員一人ひとりが投票して表彰対象者を選出する、「社員が選ぶMVP賞、そして「会社が選ぶ MVPチーム賞」が発表され、全社員の前で表彰されました。

他にも「永年勤続賞」、「皆勤賞」の表彰など、様々な社員にスポットを当てるようなパーティーとなりました。

 

2-5.在日フランス商工会議所

anniversaryparty_4.jpg

在日フランス商工会議所は2018年6月28日、創立100周年記念イベントとして「ワイン&スピリッツ テイスティングパーティー」「今月のフレンチレストラン」、「日仏ビジネスサミット」、「100周年記念日仏ビジネスミッション」など複数の大々的イベントが開催されました。

その中でも「ワイン&スピリッツ テイスティングパーティー」は名前の通り、フランスの名だたるワインやシャンパン、スピリッツを楽しむイベントで、100名を超えるワイン愛好家が参加しました。

参加者はパン、チーズ、菓子など、ワインとスピリッツに合う食事や、フォトコーナーの撮影など、思い思いにティスティングパーティーを楽しみました。

また、参加企業からはリミテッドエディションのボトルを含む素晴らしい抽選会賞品が提供され、参加者全員に「お菓子の宝石」パート・ド・フリュイがお土産として配られ、参加者たちを楽しませました。

ワインメーカー、商社としてはバロンフィリップ・ド・ロスチャイルド、MHD モエ ヘネシー ディアジオ、ペルノ・リカール・ジャパン、サッポロビールなど、食事はベルジャポン、ル・フォルニル・ドゥ・ピエール、メゾン デュクルティ、ピエール エルメ、パンペローなどが提供され、華々しいパーティーとなりました。

 

周年イベント運営の事例ページはこちら

3.まとめ

周年・創立記念イベント・パーティーは、社員のモチベーションを高め、取引企業との関係の結び付けを強くするだけではなく、ユーザーに対する自社のプロモーション、アピールと、様々な効果が期待できるイベントです。

従業員、関係者、顧客に感謝の気持ちを伝えるパーティーにすることで、今後の企業の発展性に大きく繋がります。こういったパーティーの企画、運営は通常業務に加え発生してしまうことが多いため、開催のハードルが高くなりがちですが、達成感は大きなものとなります。積極的に活用していくことを考えていきましょう。

 

newsbase お問い合わせはこちら

 

参考:

第1回特集「創立15周年パーティ企画プロジェクト」|フクダ・アンド・パートナーズ
【10周年創立記念】企業様向け10周年感謝パーティーを実施しました!|エスキューBIZ
コーソル10周年記念”感謝”パーティー!|株式会社コーソル
創立100周年記念イベント「ワイン&スピリッツ テイスティングパーティー」開催|在日フランス商工会議所

関連記事

2018.12.14

キックオフの効果はすごいものだった...

なぜキックオフイベントをする必要があるのでしょうか?この記事ではキックオフを行う事によってどのような効果があるのか、キックオフ開催...

2018.12.21

2018年入社式はどうだった?すご...

近年入社式には変化が見られます。新入社員の父兄を招待する企業も増えるなど儀礼的な式典だけではなく、各社が念入りに準備したコンテンツ...

2019.08.02

周年記念イベント記念品、本当に満足...

みなさんは周年イベントの際に配布する「記念品」の存在をご存知ですか? 単にアイテムを用意するだけでなく、なぜ記念品が必要なのか?...

2019.01.22

職場のコミュニケーションを上げる面...

会社全体の活性化を目指すために、社内コミュニケーションイベントは大変効果の高い施作です。この記事では、社内コミュニケーションがなぜ...