カンファレンスを企画する際に参考になる実施企業4社

公開日:2019.11.25  更新日:2019.11.27

 

カンファレンスとは、何らかの目的を持った会議や協議の事を指します。

似た言葉にミーティングがありますが、会議の規模が違います。ミーティングは小規模な会議を指しますが、カンファレンスは数百人を超える大規模なものが多いです。

 

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1.カンファレンスを開催するメリット

カンファレンスを開催するメリットは大きく分けて3つあります。

 

①リードジェネレーションができる

②新規向け・既存向けと幅広く活用できる

③自社サービスのブランディングができる

 

カンファレンスに参加する方々は、自社もしくはそのイベントに強い関心がある人。既存顧客もいれば、新規の見込み客も少なくありません。

カンファレンスは、そういった方々に一斉にアプローチできる絶好のチャンスです。リードナーチャリングも兼ねることができ、多くの顧客エンゲージメントを高められます。

カンファレンスイベントでは集客の段階から、自社が普段からどのような活動をしていて今回どのようなイベントを行うのか、集客を通じて自社のブランディングを行えるという大きなメリットがあるのです。

 

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2.【参考①】Salesforce World Tour Tokyo

株式会社セールスフォース・ドットコムは、クラウドアプリケーション及びクラウドプラットフォームの提供を行う会社です。こちらの会社が2019年9月に東京で行ったカンファレンスの内容は次のようなものです。

 

・最新クラウドサービスやテクノロジーの紹介

・第四次産業革命のテクノロジーがもたらす可能性の紹介

・独自の社会貢献モデルの紹介

 

この他にも多くの豪華ゲストを迎え、体験型のコーナーなども設置されました。

これからの時代を担うリーディングカンパニーの経営者によるパネルディスカッションや、salesforceの活用や連携した他ツールとの活用方法など、見所が満載です。

またsalesforceのカンファレンスでは、ゲストにアーティストのYOSHIKI氏やクリスタル・ケイ氏などビジネス以外の分野から招いた豪華ゲストの出演があるのも特徴の一つです。

 

3.【参考②】日本の人事部 HRカンファレンス

HRネットワーク『日本の人事部』を基点に、企業の雇用や人材育成、組織開発の支援をおこなっている株式会社アイ・キューが、2019年秋に大阪・東京で開催するカンファレンスの内容は次のようなものです。

 

・研究機関の最新の研究結果を取り入れた基調講演

・3週間に渡って行われる日本最大級のカンファレンスイベント

・ディスカッションやワークショップを通じた参加者同士の交流

 

HRカンファレンスは10年目を迎える実績あるイベントです。

毎年幅広いHR領域を網羅し、大学で研究されているアカデミックな内容から日常的に実践できる内容まで幅広く取り扱われています。
HRネットワーク『日本の人事部』の人脈を活用し、登壇者が各界の著名人であることはもちろん、非常に多くの来場者を集めます。

そのため、来場者同士の交流イベントが活発で、新たなつながりを沢山つくれるのも魅力の一つです。

 

4.【参考③】RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019

次に紹介するのは株式会社RPA BANKです。

RPAの実践に必要な情報、ロボットの開発と運用に必要なスキルの習得の場、RPAに関わる企業が持つ課題や悩みの共有可能なコミュニティの場を提供するデジタルレイバープラットフォームの提供を行う会社です。

 

RPA BANKは2019年秋から2020年初頭にかけ全国4都市でカンファレンスイベントを開催しています。

深刻な人口減少の中需要が高まり続けるRPAは、2022年には400億円市場になるとも言われています。しかし、同時に「ロボット開発が進まない」「管理できる人材がいない」など多くの課題も露見してきました。また、普及し始めたと言っても、中々相談できる場がないのが現状です。

 

そこでRPA BANKは、RPAの活用推進に貢献してきた実績と最新事例を携え、生産性向上・業務改善というテーマに沿った業界・業種を横断したコンテンツをカンファレンスで提供しているのです。

 

5.【参考④】Fintech Japan 2018

一般社団法人Fintech協会は、世界の金融IT業界における日本のプレゼンスの向上に貢献することをミッションとした団体として2015年に設立されました。

2018年に第三回を迎えたカンファレンスイベントでは、金融・IT業界において最先端を行く世界中の著名な起業家や有識者約80名を登壇者に招き開催されています。

 

Fintech(フィンテック)とは、金融サービス(Finance)と情報技術(Technology)を組み合わせた造語のこと。アメリカで2011~12年頃に使用され始め、アジア諸国では香港やシンガポールなどが先立ってフィンテックに注目し、取り組みに対しても活発な状況でした。

しかし日本ではまだフィンテックという言葉自体浸透しておらず、世界の流行りに乗り遅れている状況だったので、このようなカンファレンスを開いて拡散を行ってきました。

 

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まとめ

カンファレンスは規模が大きく、普段セミナーを運営されている企業様にとっても開催に手こずるのではないかと思います。カンファレンスを企画する際は、成功している実施企業を参考にして良い部分を取り入れるのが良いでしょう。

イベント企画の考え方については以下の記事で紹介しています。
【イベント企画の考え方、その重要ポイントとは?】

 

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