会社説明会は代行できる!そのサービス内容と費用とは?
新卒者に企業を認知させ、面接までつなげるために重要な役割を果たす「会社説明会」。
人材不足、働き方改革等、世の中の経営戦略が大きく変化している昨今、企業が優秀な人材と出会うためには、これまで以上に質の高い採用活動が必須となっています。
会社説明会もそのような採用活動の1つですが、企業が求める人材と出会うための戦略立案に始まり、実務レベルでの準備・運営など、説明会の企画には多くの業務がつきまといます。
そのため、優れた成果を望むのであれば、企業は相応の人的・時間的コストをかける覚悟を決めなければいけません。
これらのコスト不足を解消しつつ、なおかつ新卒採用において成果を挙げる手段として、「会社説明会の代行」が挙げられます。
会社説明会の代行業者は、企業に足りない人的・時間的リソースを提供するだけでなく、委託範囲によっては企画段階から企業をサポートしてくれます。
この記事では、会社説明会のサービス内容や代行してくれる業務の範囲、また目安となる費用などを解説します。
目次
1.採用競争が激化している現状
昨今、中小企業における採用競争は激化しています。
2020年の大卒求人倍率のデータを見ると、従業員規模300人未満の中小企業においては、求人倍率は8.62倍と非常に高くなっています。
2017年度の倍率は4倍前後だったことを考えると、中小企業の新卒採用における採用競争は明らかに激化しており、質の良い人材を確保するためには、ますます採用活動に力を入れていく必要があることがわかります。
参考資料:https://www.works-i.com/research/others/item/wr2019_007.pdf
2.会社説明会にはコストがかかる
企業が就活生にアプローチする採用活動の1つとして、会社説明会が挙げられます。
会社説明会は企業の概要や業務内容、また社風や会社の雰囲気といった職場環境も含めて、学生が企業のことをより深く知り、興味を持つ場として、新卒採用に大きな役割を果たします。
しかしながら、会社説明会を開催するためには企画、告知、運営などのプロセスが必要となります。
細かい業務としては、下記のようなものが挙げられます。
・会場予約
・会場のレイアウト設計
・プログラム設計
・プレゼンの作成
・備品や資料の準備
・プレゼンターの選任
・当日の受付・案内等のスタッフ手配
・会場設営
・プログラムの遂行
・撤収
・リハーサル
・説明会の開催告知(大学のキャリアセンターやwebメディアなど)
・参加者の管理やリマインドなどのメール対応
これらの準備を入念に行い、会社説明会をすべて自社で企画・実施するとなると、各工程にそれぞれ人的・時間的コストがかかり、会社にとって大きな負担となります。
3.会社説明会を代行してくれる業者がいる
上記のような理由から、会社説明会の企画や運営を代行するサービスが急増しています。
これらは一般的に「採用代行」と呼ばれるサービスの一環として提供されています。
3-1.代行してくれる内容
会社説明会の代行サービスの対象業務は、母集団形成から集客、さらには当日の設営・運営・撤収まで様々です。
コンテンツの企画や広告掲載、説明会当日のスタッフ派遣など、スポット業務や一部の業務フローのみ代行してもらうことも可能です。
代行業者は独自の人材プールからスタッフをアサインしてくれるため、企業を人的リソースの圧迫から解放してくれます。
しかも、配置されるスタッフは事前にしっかりと訓練されており、会場の設営からプレゼンターまで、高いパフォーマンスでこなしてくれます。
企業は会社説明会の開催に伴う煩雑な業務から解放され、質の良い母集団形成や、ターゲットに合わせた戦略立案などのコア業務に専念できます。
3-2.代行にかかる費用
会社説明会代行にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
現実的には、委託する業務範囲や規模に応じて変動するケースが多くなっています。
主な費用の算出方法としては、パック料金やオプション料金を積み上げて算出する方法や、派遣するスタッフの人工で算出する方法が挙げられます。
パック料金だと、10万円~以上と様々。
当日の運営スタッフに限っていえば、1人あたり2万円前後から、プレゼンターとなる説明員であれば5万円ほどまで、費用には幅があります。
4.会社説明会の代行ならニューズベースがおすすめ!
アウトソーシング業者であるニューズベースは、会社説明会や研修会、社内外イベントにおける運営スタッフ、説明員を派遣・管理する代行業者として、全国規模で多くの活動実績を挙げています。
社員レベルのスピーチができるプレゼンターを派遣するほか、会場準備、資料手配など煩雑な業務を代行します。
ある大手建設会社においては、全国対応が求められる中で、新卒採用会社説明会を担当する社員4名の負担が増大。
ニューズベースの会社説明会代行サービスを導入したところ、担当者を1人に減らすことに成功し、新たなインターンシップや会社説明会を開催する時間も算出することができた、という実例が報告されています。
5.まとめ
人材確保の競争が激しくなる中、企業は限られた人的リソースを活用して、新卒採用活動を行わなければなりません。
採用代行業者は企業を人的リソース不足から解放し、なおかつ高い成果を望むことができる選択肢の1つです。
会社説明会の開催にかかるコストで悩んでいるのであれば、代行業者の活用を検討してみてはいかがでしょうか。