ランチ会は社内コミュニケーションが円滑になる?【実践手法3つ紹介】

公開日:2020.04.08

 

「ランチ会を通して社内コミュニケーションを図りたいが効果はあるのか?」

「ランチ会で社内コミュニケーションを図るにはどんなやり方がいいの?」

 

上記のように、社内コミュニケーションを「ランチ会」を通じて検討されている方に向けて、この記事では、ランチ会のメリット・デメリットを紹介するとともに、ランチ会の開催において効果の高い手法を3つご紹介していきます。

 

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1.社内コミュニケーションが図れる「ランチ会」とは?

 

近年、従業員満足度を向上させる取り組みに力を入れる企業が増えています。

理由は、ネットの普及により転職が容易になり、安定して会社に定着してもらうために「従業員満足度」の重要性が問われているからです。さらに比較的、年齢が低い社員は「ワーク・ライフ・バランス」を重要視する声が増えています。会社存続にかけて従業員満足度の向上はとても大切と言えるでしょう。

 

そんな中、従業員満足度に直結する社内コミュニケーションの円滑化を図れ、費用対効果が高く、気軽に参加できる「ランチ会」は注目を集めています。

 

 

2.「ランチ会」で社内コミュニケーションを図るメリット

 

①気軽に参加できる

会社終わりや休日の夜間を利用して行われる「飲み会」では、特に子連れの母親の参加が難しく参加者が集まりづらいケースが多いです。しかし、「ランチ会」であれば昼間の出勤時間を利用でき、お酒が飲めない社員でも気軽に参加できるメリットがあります。

 

②コストパフォーマンスが高い

「飲み会」では、一人あたりの参加費用が「ランチ会」と比べ高くなりやすいです。また、割り勘で一括請求される事があり、一部の参加社員にとって不利な状況になりやすいでしょう。

しかし、「ランチ会」では昼のタイムサービス実施店舗を多く活用でき、払う金額が安く済むメリットがあります。お財布に優しい「ランチ会」はメリットが高いでしょう。

 

③経営層と話ができ社内モチベーションアップ

経営層と話す機会の少ない社員は、会社の経営方針を理解していないケースが多いでしょう。しかし、ランチ会を実施することで、経営層の熱意や会社の方向性を直に伝えることが可能になります。そうすることで、目標の共有ができ、社内全体のモチベーションアップにつなげることができるでしょう。

 

④部署間の摩擦を無くし離職率の低下

ランチ会のメリットとして部署間の摩擦を無くすことに役立つでしょう。

顔の見えなかった部署間の相手と直接食事することで、ぎくしゃくした関係性を修復するメリットがあります。結果的に、社内の離職率低下が期待できます。

 

 

3.「ランチ会」で社内コミュニケーションを図るデメリット

 

①開催したが会話が進まない

「ランチ会」の開催において重要なのは、コミュニケーションを円滑に図ることです。しかし、人が集まったものの会話が始まらないことがあります。

こうなると参加者全員、居心地がわるいため参加することがストレスなってしまうでしょう。

 

②参加社員が固定されるとコミュニケーションが円滑に図れない

「ランチ会」のデメリットは、開催されたメンバーが固定されることです。

同じメンバー同士でランチしているだけでは、社内全体のコミュニケーション活性化につながらないでしょう。前述したメリットの恩恵を受けることはできなくなってしまうデメリットがあります。

 

③休憩時間を取られたと感じモチベーションダウンになることも

「ランチ会」は、休憩時間のランチタイムに行なわれることから、一人で休憩時間を過ごしたいと考えている社員は、モチベ―ションが下がることにつながるでしょう。

なので、経営陣に合わせた「ランチ会」ではなくあくまで「社員のコミュニケーションを円滑にする」目的で実施を検討していきましょう。

 

 

4.「ランチ会」で社内コミュニケーションを円滑に図る手法3つ

 

①シャッフルランチ

シャッフルランチとは、社内メンバーをシャッフルして何組かのグループを作ります。そして、作ったグループ毎にランチに行ってもらう方法です。

グループのシャッフル方法には「あみだくじ」を用いて決めるなど会社によって様々なアイデアが盛り込まれています。固定メンバーにならず部署間でのコミュニケーション活性化に期待出来るでしょう。

 

②ランチに行ったお店のレポートを共有し合う

ランチ先の料理メニューのレポートを参加メンバーが作成し、社内にレポートデータを蓄積していく方法です。こうすることで、会話が弾まない「ランチ会」を回避でき、コミュニケ―ションの円滑化につなげることが可能になります。さらに蓄積されたデータは、次回の「ランチ会」で利用できるなど活用の幅が広いです。

 

④社員から逆指名の「ランチ会」

社員から経営陣の1名を選抜してランチを行なう方法です。社員からの経営陣に対する要望を直に応える取り組みです。例えば、「会社をこうしたい!」「会社の効率化を図りたい!」など、みんなの前で伝えにくい新規提案を、ランチ会を通してマンツーマンで話合う方法ですね。

 

お役立ち資料

 

5.まとめ

社内コミュニケーションを円滑にするために「ランチ会」は費用対効果が高く、また会社内の生産性向上にも寄与してくれる可能性が高いでしょう。手軽に行えるので、社内コミュニケーションに悩みのある企業は実施してみることをオススメします。

また、方法としては「シャッフルランチ」や「レポート作成」、「逆指名ランチ」など、ランチ会が円滑に運営できるように、フィードバッグの期待できる手法を取り入れることが一押しでしょう。しっかりと企画してランチ会を成功に導きましょう。

 

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