明日から使えるセミナーアンケートの例文フォーマット

公開日:2019.10.02  更新日:2019.11.20

 

セミナー終了後にアンケート実施をおこなっている企業は多いですが、アンケートの目的を明確に持って実施できているでしょうか?

目的を持つことで、参加者の潜在的な問題を回答してもらい、新たなビジネスチャンスを生むこともできます。しかし、アンケートの利用目的を明確に理解していなければ、質問項目を見落とすなど、主催者が得たいフィードバックを得ることはできません。

この記事では主催者の目的を明確にし、すぐに使えるアンケートのフォーマットも交えながらセミナーアンケートについてご紹介します。

 

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1.セミナーアンケート5つの目的

 

アンケートを作成する際は、アンケート利用から次につながるための目的を意識しましょう。アンケート実施後に有益な情報を収集しやすくするための目的を5つご紹介します。

 

1-1.顧客の情報を収集

セミナー終了後にアプローチできるように参加者の情報である「名前」「連絡先」など、できる限り多くの情報を収集しておきましょう。

 

1-2.お客様の声として活用できる回答を収集

セミナーを体験された参加者の声は、事実に基づいているため信憑性があり、次回のセミナー告知として紹介することで参加者数の増加が期待できます。

 

1-3.第3者視点で(自社)の強みを見出す

セミナーに惹かれたポイントなどを聞くことで、自社だけでは気付けなかった参加者に刺さる強みを探ることができます。

 

1-4.顧客の潜在的なニーズを探る

セミナーで解決したい潜在的な悩みを深堀りできれば、新たなサービスや企画のアイデアにつなげることが可能になります。

 

1-5.セミナー参加者が都合の良い日時や時期を把握する

統計的に参加しやすい条件をアンケートで回収することで参加率向上につなげることができます。

 

2.セミナーアンケートで聞くべき項目は

目的をふまえアンケートに記載していく質問事項を考えていきましょう。基本的なアンケート項目は下記です。

 

・個人情報

・セミナーを知った理由

・参加目的

 

上記だけでは収集するデータ量は少なく、利用できる情報量にも限りがあります。そのため、アンケートの要となる事項として下記のような項目も考慮していきましょう。

 

・参加後に悩みを解決できたか?

・参加した感想

・セミナーの参加を決めた理由

・次回の参加都合があう希望日程

 

参加者の解決したい要望や次回につなげるための質問を取り入れることで、利用できるデータとしての価値が格段にあがります。しかし、複数のアンケートを盛り込みすぎると未記入が増える可能性が考えられますので、本当に主催者が欲しい目的を明確にし、アンケートに質問を追記していくことが得策です。

 

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3.セミナーアンケートの例文フォーマット

 

セミナーアンケートのフォーマットを以下に紹介します。企画者の得たい目的によって項目の追記や順序の入れ替え、削除を行い、オリジナルのセミナーアンケートをつくりましょう。

 

【セミナー感想フォーム】

Q1.氏名・メールアドレス・会社名をご記入ください

■氏名:

■maill:

■会社名:

 

Q2.セミナーを知ったきっかけは何ですか?

□ホームページ □メールマガジン  □上司・知人 □その他

 

Q3.セミナーにお越しいただいた参加理由は何ですか?

■ 参加理由:

 

Q4.受講内容についての評価をお聞かせください。

□大変参考になった □参考になった □普通 □あまり参考にならなかった

 

Q5.セミナーのご感想をお聞かせください。

ご感想:

 

Q6.Q5でお答えていただいた内容を「お客様の声」として弊社で使用してもよろしいでしょうか?

□YES □NO

 

Q7.セミナーで〇〇の問題解決はできましたか?

□YES □NO

 

Q8.Noと答えられ方はその理由を教えてください。

■理由:

 

Q9.次回のセミナーをまた受講したいと思いますか?

 

Q10.参加都合が合いやすい日程・時間はありますか?

■参加しやすい曜日・時間:

 

 

3.セミナーアンケートを回収しやすくするコツ

アンケートをつくる際は、A4にまとめましょう。回答すべき項目が多すぎると記載するのに時間がかかってしまい、アンケートの時間内に本当に欲しい項目が空欄のまま提出されるということになりかねません。

そのため、必ず収集したい重要な質問項目は上位に配置しましょう。そうすることで制限時間内に重要な項目の回答だけでも回収できる可能性があがります。

 

さらに気をつけるべきポイントは、回答の書きやすさを意識することです。「このセミナーで何か変わりましたか?」などの質問では範囲がひろく回答しづらいので、「セミナーの〇〇について良いと思われましたか? 」など的を絞った質問をすることで回答率をあげることができます。

 

また、「アンケート」という名前には「個人情報を収集される」と嫌悪感を示す人もいるため、「セミナー感想フォーム」など名前を変えてアンケートを実施するのも効果的です。

 

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4.まとめ

セミナーアンケートは情報を収集できる魅力的なツールであり、目的を決めてアンケート項目を記載していくことで欲しい情報を直接消費者から取得できる、費用対効果の高い方法だということがご理解いただけたのではないでしょうか?

 

しかし、セミナーをクオリテイの高いものにしなければ、アンケートのフィードバックもあまり役に立たない可能性も考えられます。まずはセミナー企画の初期段階として、人件費や会場費などかかるコストをざっくりと把握するところから理解を深めていきましょう。

 

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参考

セミナー開催費用、本当は一体いくらかかる?コスト解説|newsbase,inc ブログ 

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