社内イベントが注目されているワケ。離職率が下がる効果も

公開日:2018.12.12  更新日:2019.11.05

 

みなさんは会社を辞めたい又は変えたいと考えるときに、どんなことが理由がランクインするか知っていますか。

リクナビの調査によると、”上司や経営者の仕事の仕方が気に入らなかった”が23%、続いて”労働時間・環境が不満だった”が14%、”同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった”が13%と、人間関係の悩みや、処遇や環境に対する不満が辞める理由の大半を占めていることが判明しました。*1

ある人材派遣の会社のアンケートによると、退職の際も大半の社員の方は、”本音の退職理由を述べていない”ことが判明しました。これはあくまで、”円満に辞めたい”や”波風たてたくない”が主な理由でしたが、結果的に会社側は、退職理由に潜む会社の問題点を把握出来ずにいることが多いといった現状が挙げられます。

 

近年多くの企業が取り入れているのが社内イベントです。
真新しい取り組みではありませんが、現在では社内イベントを通じて、会社内の退職率を下げることや、社員間のコミュニケーションを円滑にするツールとして一役かっています。

そこで今回はなぜ、社内イベントを重要視している企業が増えたのかといった社会的背景や、どんな社内イベントを催す企業があるのかといった実例をもとに、この記事を読んでいただくことで、社員の働く環境を少しでも良いものにしていただきたいと思います。

 

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近年社内イベントを実施する企業が年々増えています。なぜこのような現象が起こっているのか、また今現場ではどのような問題が起こっているのか説明させていただきます。

 

■働き方改革が問われている

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毎日のように新聞の紙面を賑わせているのが”働き方改革“です。

厚生労働省のホームページには、働き方改革の目指すものとして〈投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分にできる環境を作ること〉と記載されています。

政府主導で改革がおこなれているものの、働く現場ではイマイチ浸透していないのが現状です。

また近年では、少子高齢化に伴う労働人口の減少、男女ともに結婚の晩婚化が進行し、子どもの出生率の低下と、今後の人口減少に拍車をかけています。

その他にも、パートや派遣社員など非正規社員の雇用問題や、長時間労働により併発される社会問題(自殺・過労・パワハラなど)と、現在の労働環境には喫緊の課題が山積みになっています。

 

■会社の在り方の過渡期

日本国内は、社会だけでなく、会社の存在意義も大きく問われている時代となりました。ひと昔前であれば、”過酷な労働環境で働くのは当たり前”、”男性が働き、女性は家を守る”など、偏った価値観が蔓延していました。

しかし現在では、企業単位で様々な働き方が推進されています。”ダイバーシティ”に伴う男性社員の育児休暇取得や、リモートワークやテレワーク、アウトソーシングによる生産性の向上など、業務の効率化を図るために各社様々な取り組みを導入しています。

しかし世界の企業は、日本よりはるかに速いスピードで多様な価値観や働き方を受け入れており、それに伴う結果も出している企業が多くのが現実です。

ここまで様々な取り組みについて述べてきたものの、日本企業は後発的な立ち位置に甘んじています。

そして今後より一層、会社の在り方自体を見直す動きが加速することでしょう。

 

■社員同士のコミュニケーションの変化

長く会社員を経験されている方であればコミュニケーションの取り方による変化はおわかりいただけると思います。

以前の業務であれば仕事を遂行していく上では、自分の業務に最善を尽くすことに特化していましたが、今現在はそれでは仕事は完結しません。仕事で携わる人間もタテの関係だけを重視するのではなく、ヨコ・ナナメの関係性(部署を縦断したつながり)も重要になってきています。

社員のコミュニケーションが活性化すると、仕事間の連携も上手く回るようになります。結果的に、仕事の生産性が向上し、業績アップにもつながる好循環が生まれます。
こうした変化を促す効果として、社員イベントを活用する企業も多く見られます。

 

■個々のモチベーション向上に繋がる

今の若者は会社に対する愛社精神が希薄化しており、自身に見合わない処遇や環境であれば退職や転職することを厭わなくなりました。

社員のモチベーションが低い企業の特徴は、
・離職率が高い
・組織の士気が低い
・仕事の生産性が悪い
など、上記のようなデメリットばかりが目立ち、結果として企業自体の業績にも連動してしまいます。

そのため社員のモチベーションを管理していくことも大きな課題として挙げられることも増えました。また金銭的・非金銭的インセンティブ、透明性のある人事制度や風通しの良い職場環境を整えるなど、人材の定着率を図るのであれば、個人を尊重した制度づくりが喫緊の課題となります。

良い会社になるほど、社内の人間関係が良好になり、社員の会社に対する帰属意識が高まり、会社に一体感が生まれます。管理職だけでなく経営者を巻き込み、社員の能力を最大限に発揮できる組織づくりが求められます。

 

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2.実はこんなに種類がある!社内イベント解説

 

2-1.社員旅行

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これまでの企業の社員旅行といえば、温泉地や日帰りの旅行など、企業にとって一大イベントであり、休日返上で全員参加が当たり前でした。さらに企業によっては、人事評価に直結するぐらい重要なイベントでした。

産労総合研究所の実施した調査によると、社員旅行を実施している企業は46%と約半数にのほります。*2

しかし、”社員旅行に行きたくない“と思っている社員が55%と約半数は嫌な反応を示していることもまた事実として存在しています。

 

このように、社員旅行に積極的に参加したいと思えない社員を多く雇用する会社は、半ば強制的であったり、昔ながらの社員旅行の雰囲気が抜けていないなど、社員同士のコミュニケーションが取れていない、組織の一体感がないなどの理由が挙げられます。

このように、社員旅行に積極的に参加したいと思えない社員を多く雇用する会社は、半ば強制的であったり、昔ながらの社員旅行の雰囲気が抜けていないなど、社員同士のコミュニケーションが取れていない、組織の一体感がないなどの理由が挙げられます。

しかし現在の社員旅行は重要なコミュニケーションツールの一つとして考えられています。

理由として、下記のような企業が抱える問題や課題に効力を発揮します。

・「企業風土の醸成」
・「従業員間のコミュニケーションの活性化」
・「帰属意識の向上による離職率の低下」

 

■日本一社員が幸せな企業「未来工業」の幸せな社員旅行

そんな社員旅行を有効なツールとして活用している企業が存在します、
それは、「日本一社員が幸せな企業」として称されている企業で、電気設備資材や給排水などを手掛ける「未来工業」になります。

未来工業では、豪華旅行を5年おきに実施しています。豪華と言われるだけあり、「全額会社負担」、宿泊先も「4つ星ホテル以上」、「総額2億円」とも言われるほど、現在の組織体系ではあり得ない規模になります。

しかし未来工業では、社員旅行と合わせて豪華な商品もついてきます。

・新会社を設立して、社長に就任する権利
・有給休暇を実質1年間取得できる権利
・有給休暇を50日間取得できる権利

文章だけを見れば「そんな気前のいい会社あるわけない」と思われるかもしれませんが、大切なのは社員に対して「積極性」や「帰属意識の向上」、「労力に見合う報酬」を提供することにあります。

先述したように、社員旅行に休日返上での参加や、行きたくない社員が半数を超えるような企業では、コミュニケーションの活性化や、離職率の低下はほぼあり得ません。
そうではなく、視野を広げて「社員に喜んでもらう」、「社員が率先して計画する姿勢」などのマインドの転換が必要となります。

未来工業の例は、長年培ってきたものなので、ハードルが高いかもしれませんが、まずは社員が参加したくなる社員旅行作りにフォーカスしてみるのも良いかもしれません。

 

2-2.新年会/忘年会

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過去の資料を拝見すると、一昔前の企業の納会(新忘年会)は、イベント会場やホテルなどを貸し切り開催されることが多く、若手の社員にはあまり馴染みがありません。

またプログラム自体も、社員の労いにスポットを当てる内容ではなく、長々と話す経営者のスピーチや、知らない人や上司に気を遣わなければならないなど、比較的ネガティブな意見が飛び交います。

そのためここにも工夫が必要となります。ただ”仲を深める”といった名目で開催するのでなく、報奨や招待旅行などの景品の贈呈、率先して社員が行うゲームや出し物が必要でしょう。また行う場所も単なる居酒屋や会場ではなく、演劇やテーマパークでなど一工夫があると、より一層社員のモチベーションも高まります。

 

■忘年会で脱出ゲーム!チームビルディング効果も

最近では、単にお酒を飲みながらコミュ二ケーションを図ったり、労をねぎらうだけではなく、「チームビルディング」を目的としたゲーム要素を交えた忘年会も注目されています。

近年で注目されていたのは、インバイトジャパン株式会社が提供していた脱出ゲーム”なぞばこ”の「忘年会スペシャルプラン」です。

こちらの脱出ゲームはチームビルディングに注目しており、多くの人がマンネリ化を感じていると言われる忘年会の中で、ゲーム要素や積極的なコミュニケーションの活性化を図る上で、社内イベントとしても適しています。

普段の業務では知ることも見ることのできない上司や同僚の姿を垣間見ることで、従業員間の距離も縮まりますし、「体験型謎解きゲーム」ということもあって、非日常感やストレスの解消にも効果を発揮します。また、こちらの脱出ゲームは言語も日本語と英語での同時プレーが可能です。

チームビルディング後は、特別なプレゼントも送られるため、イベントが終わってからも会話が盛り上がり、親睦が深まることは間違いなしです。

 

2-3.アウトドアイベント

今では社員の教育の一環として、アウトドアのイベントを取り入れる企業も増えました。バーベキューの醍醐味でもある準備や当時の運営などの分業作業を通じて、チームワーク力や独創性、プレゼン力などを養うプログラムとして活用しています。

 

■ハイキングやBBQはもう古い、ニュータイプアウトドア・雪中キャンプ

「アウトドア」と聞くと、どうしてもキャンプやハイキング、バーベキューなど、チームビルディングやコミュニケーションツールとしての活用方法と言うよりは、遊びに対しての比重が大きくなってしまうと思われがちです。

しかし、そんなアウトドアイベントを積極的に活用している企業もあります。
キャンプ用品製造や販売を手がけるスノーピークでは、内定者の最終研修を2メートルほど雪が積もる場所で「雪中キャンプ」として研修を行っています。

スノーピークでは入社条件として、「キャンプが好きであるか」を問うているため、普段の環境とは異なる場所で研修を行うことで、従業員のキャンプに対する想いを判断をしたり、面接や座学だけでは伝わらない価値観や多様性をアウトドアイベントを通じて社員と共有しています。

この他にもスノーピークでは、ビジネスソリューションの1つとして、研修とアウトドアを様々な形で掛け合わせ、日常の業務の中に取り入れたり、実際のサービスにも繋げています。

一昔前の社内イベントのように、社員に画一性を求め、みんなでお酒を飲むことに重きを置いたり、接待や媚びを売るのではなく、価値観の尊重や多様性を共有するために、アウトドアを通じて、組織づくりや人材の育成、ビジョンのシェアなどに活用してみてはいかがでしょうか。

 

2-4.表彰イベント/社員総会

最も多くの企業で取り入れられているイベントが、「社内表彰又は社員総会」です。
社員の日々の頑張りや、成果やゴールを表彰イベントとして可視化させる目的もあります。

またプログラム全体を社員にスポットを当てた内容にする事で、表彰者を労うだけでなく、他の社員のモチベーション向上につながります。

また社員総会では、経営者が先頭に立ち、経営方針やビジョンを改めて社員と共有する場所にする企業も多く、新たなスタートラインとして社員総会を提案する企業も多く登場しています。

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そんな働く社員に対して、「羨望の舞台」を作り上げることで、社員のモチベーションを高めたり、組織に対する帰属意識を醸成させる場として用いることの多い表彰イベント/社員総会を「成長意欲の場所」、「新商品開発」の目的として活用している会社があります。それは明治4年に創業され、140年以上もの間「味」へのこだわりを追求し続ける「株式会社柿安本店」です。

柿安本店では、年に一度「柿安本店料理コンテスト」として、社員・パートを問わず、全国5,000名以上の従業員から予選を行い、そこを勝ち抜いたファイナリストが「味」を競いあいます。開催の意図としては、先述した成長意欲や新商品開発の他に、「社員自らが考え、チャレンジする機会を組織全体に浸透させる」もことが目的とされています。

このイベントでは結果や評価だけでなく、料理を作る過程や日々成長する社員の姿などにも重点を置いているため、社員のモチベーションの向上やアイデアのブラッシュアップといったイベントを開催する目的に沿った効果が得られています。

また当初予想して成果の他にも、仲間同士での交流の醸成や、部門間の連携などの効果もあり、イベントを開催する価値は相乗効果を発揮していると言えます。

 

「表彰イベント/社員総会」のについての詳しい記事はこちらです。

「社員総会、運営のコツ教えます!イベントのプロが徹底解説」
「古典的だけど効果的!今こそ社内表彰を見直してみよう」

 

2-5.誕生日イベント

誕生日は単純にチームや部署の人間に祝ってもらうだけでも嬉しいものです。
しかし、コミュニケーションが円滑にとれていなければ、祝うムードや環境は成立しません。またチームのムードが醸成していなければなりません。

このイベントはこれまで述べてきた項目よりハードルが低いので、すぐに実践することができます。当日ちょっとした贈り物をしたり、ランチを食べたり、バースデーカードを送るといった一工夫を添えることで一気に会社のムードは良くなります。

 

■全てに工夫を凝らす誕生日会・バンダイナムコエンターテイメント

そんな誕生日イベントを全力で取り組んでいる企業もあります。
それは、家庭用ゲームコンテンツや業務用ゲーム機器などを手掛ける「株式会社バンダイナムコエンターテインメント」です。
バンダイナムコエンターテインメントでは、年間を通して規模の大小や人数にかかわらず、様々な社内イベントが企画・開催されています。

そのイベントの1つに、2013年より毎月1度開催される、誕生月の社員をお祝いする「バンナム誕生会」があります。
このイベントでは、立場や役職、部署間の垣根をこえて社員同士が交流を深める時間として活用されています。

バンナム誕生会が、なぜ誕生日イベントとしてフォーカスされるのかというと、それはバンナム社員の間で「アソビ」や「オリジナリティ」、「楽しい雰囲気づくり」などを重視している点が挙げられます。

例えば
・会場装飾や皿、コップなどがオリジナル
・誕生月ごとにケーキのデザインが異なる
・宝くじなどのゲーム的要素
など、この他にもバンナム誕生会では、たくさんの工夫がされています。

 

社員一人ひとりの誕生日に真摯に向き合い、参加した社員が楽しめる空間づくり、自由闊達なコミュニケーションや企業風土の醸成などが網羅されているイベントといえます。

本来の社内イベントを開催する目的でもある目標や理念の共有、社員間のコミュニケーションの向上、帰属意識の高まりによる離職率の低下も同時に達成できることから、質の高いイベントということができます。

 

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3.魅力的な企業が実践する社内イベント

 

3-1.ホテル貸し切り!30周年記念イベント【ヌーベルバーグカンパニー】

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2017年に創業30年を迎えられたヌーベルバーグカンパニーは、熱海後楽園ホテルを貸し切りにした「ヌーベルグループ30周年記念イベント」を開催しました。

参加者はグループ社員とそのご家族合わせて330名。旅行という要素を交えつつも、様々なプログラムが行われ、華やかでありながらアットホームな雰囲気の中で周年記念イベントが行われました。

この周年記念イベントは観光地のホテルをまるごと一棟貸し切り、全員バスで大移動するインパクトある旅行スタイルを採用されており、ホテルへの移動中から様々な企画を用意。皆で楽しみを共有できる場と機会を多く作ったり、イベントの最後はパーティーで経営陣の考えや次期ステージへの思いを伝え、全員で30周年を盛大に祝う、などといった様々な工夫がされている大規模なイベントでした。

 

3-2.社員向けサーキット試乗研修会【神奈川トヨタ】

神奈川トヨタでは、独自のイベントを開催する販売店も増えてきています。その中の一つに、スタッフに車への興味や関心を持ってもらうために、「複数車種の乗り比べ」という試乗イベントをサーキットを貸し切って開催しています。

目的としては、関心を持ってもらうだけでなく、売る立場として車を好きになってもらう、レーシングチームと触れ合うことで、モータースポーツ自体を好きになってもらいたいとの想いから、目標や理念の共通認識を高めるためにイベントを開催しています。

 

3-3.ハロウィンパーティー【株式会社DYM】

こちらは、全社員参加でハロウィンパーティーを開催しています。ただ流行に乗っかったイベントの開催ではありません。この企業では、社内イベントを一過性としてとらえるのではなく、年間を通じて”社員の結束”、”社員の活発なコミュニケーション”を目標として、その役割を担う役割として社内イベントを活用してきます。

 

3-4.社内運動会【JX金属】

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JX金属が行なっている社内イベントは”運動会”です。

一見、社内イベントとしては大がかりかつ古臭いイメージをもたれるかたも多いと思います。しかしこの企業では、若手社員を中心に、実行委員会を編成し、24年ぶりに開催しました。結果からお話しすると、反省点は多く残るものの、想定よりも盛り上がり、話したことのない社員同士で会話できるなど貴重な場になったそうです。

 

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4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
経営環境や人材育成は、昔より厳しい環境におかれており、日本特有の問題としては、人材不足も叫ばれている昨今では、社内イベントは有効な手段として活用できることが、おわかりいただけたかと思います。まだ社内イベントに活路を見出していない企業では、今後小さなアクションを起こされることをおすすめします。

今回ここで記載した内容イベントはあくまでも一例です。

実際社内イベントを開催した企業では、”社員満足度”や”業績”についても如実に効果が表れています。ぜひこれを読まれたなかで、社内イベントについて前向きに検討していただけたら嬉しい限りです。

 

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